大根もち&ふろふき大根
久しぶりのお料理グループです。今回は大根もちとふろふき大根をつくりました。
大根もちは中華料理の発祥で、点心の一種と考えてよいそうです。ふろふき大根の由来には諸説あるそうで、コストパフォーマンスと健康食を兼ね備えた大根を食べると不老富貴(ふろふき)になるという説や、漆器職人が漆器の乾燥に苦慮している時に、大根の煮汁で乾燥室(風呂)を蒸す(吹く)と漆器の乾燥がうまくいったということから命名されたという説があります。個人的には後者だと考えますが、こうして決定的な由来もないまま現在まで全国的にその名が使われているというのは不思議な感慨がありますね。
ふろふき大根ですが、大根は輪切りにして面取りしてあります(たぶん)。中までしっかりと火が通ったら、今回は山椒味噌で味付けをします。
こちらは大根もちです。大根をおろします。粗いほうがよいという意見もありました。
片栗粉と小麦粉、干しエビにネギを加えます。お好み焼きくらいの生地の固さが目安です。
ごま油をひいてじっくりと両面を焼けばできあがりです。今回はポン酢で味付けしました。
大根をそのまま味わうことのできるふろふき大根と、エビやごま油に隠れつつも爽やかな生地に徹している大根もち。どちらも違って非常においしかったです。
つくっている途中は怪訝そうな表情でしたが、利用者の方も珍しいものを食べたと満足の様子でした。
大根もちのほうは思い思いの具材でいくらでも応用が利きそうですね。
ぜひ、お試しください。